姉が家に遊びに来ました。
この人、本当に新しい物好きというか、好奇心が旺盛というか、子供のころから私にありとあらゆる情報を持ってくる人物なんです。
この日のお土産も、そういった新情報でした。
ルイボスティー。
姉はそのお茶を愛飲しているのだそう。
姉に言わせると、今現在ならば、もうすでに最新ではないんだけどさ。とのこと。
ルイボスティーとは、何でもアフリカのお茶なのだそうで、ミネラルを多く含み、抗酸化作用の高~いものなんだとか。
そしてノンカフェイン。
同じアフリカの部族でも、ルイボスティーを飲んでいる民族とそうでない民族とでは、見た目の若さが驚くほど違うんだと、姉はいうわけです。
私は、姉に比べれば保守的で、新しいものに対しては懐疑的ですし、積極的に買い付けるほどの行動力もありません。
しかし、美容となると、これ以上姉に差をつけられるのは面白くない。
今でさえ、姉のほうが若く見えるというのに。
私は尋ねました。
「これさ、抗酸化とかっていうのって、何に効果があるの?効くの?」
姉は言います。
「美人が20年後にすごく劣化してて、ブスが20年後にたいした劣化が見られなかったらどうよ。今は負けてても、20年後はいい勝負だよ」
さらにたたみかけてきます。
「人生は長いんだよ。周りより劣化が少ないって、そここそ重要だよ、あんた」
私、即アマゾンですよ。
ルイボス、ルイボス、検索して、値段比べて、即、ポチでした。
20年後の私、感謝しなよ。
シースリー 大船