つい最近までベッキーさん叩きが流行していたと思ったら、最近は舛添都知事バッシングが流行の兆しを見せています。
なんだか、最近のテレビ番組に限らず、まとめサイトとかでも誰かをタコ殴りにしないと気がすまないような世間になっているのかなぁと思ったりします。確かに政治資金を流用した疑いというのは然るべき対処が必要ですけど、結局のところ違法かどうかが争点なわけですし、仮に警察からお墨付きで「問題ありません」という返事をもらった上で辞職することになれば、問題になった金額の数千倍を使って都知事選が行われなきゃならなくなります。近々で参院選があるっていうのに…。政治に絞って言えば、麻生元首相の漢字読めない問題や、佐野さんのエンブレム問題なんかも、最終的には問題点とはなんら関係のない人間関係のこじれなんかを週刊誌が取り上げたりして、自発的に焦点をぼかしてしまう記者やコメンテーターの人たちもいました。今回の騒動も結果的にはよくわからない所に着地して、バッシングが延々と続くのかなぁなんて思ったりする今日このごろです。