“いつ、どこで襲われるかわからない。自尊と便意との戦い。
その名は下痢。
トイレに辿り着くその瞬間が訪れるまで、必死に耐えぬかなければならず、
耐えていたとしても、そのまま治まることは絶対にない。
耐えているだけでは、いつか必ず負けてしまう……。
それどころか、トイレ到着までの道のりが、あまりにも険しい。
一歩一歩が地獄の歩み。声を出してはならない。周りにさとられてはならない。
歩く速度は一定に、歩く格好はいつもと同じように。
平静を装いながらも、冷や汗はでるわ、心は折れそうになるわ……。
みなさんそんな経験をしたことがあると思います。
私も、もちろん下痢を静かに耐えぬき、トイレまで無事辿り着けた
下痢ファイターの1人です。
私の場合、腸を整える漢方薬がよく効くので、それを服用すれば一発解決なのですが
常に常備しているわけでもなく、持っていないときの方が多いです。
そんな時、どうしてそのつらい道のりを耐えるかというと、
「いろんな場所を見て気をそらす」
これがこれまでに一番効果があったように思います。
心を無にする、ひたすら我慢するなどもやってみたのですが、
そのどちらも、逆に心が折れてしまい、もうぶちまけてもいいかな……
などと考え始めてしまうので、危険です。
みなさんも下痢に遭遇したときには「気をそらす」を試してみてください！
結構効きますよ！”