ギターのタブ譜の起源

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音符の読めない人でもギターが弾けるようになるタブ譜は、正式名称をタビらチュア(図式記譜法)といいます。ギターの祖先ギタラ・ラティーナの一種であるビヴェラ用に書かれたものが最古と言われて、16世紀にできています。庶民用のギターでは、弦の押さえ方を絵で記した現代のコードダイアグラと同様の記述もその頃に現われ、これはダンスや歌の伴奏で用いるラスゲアードのために用いられました。その後タブラチュアを用いた楽譜は18世紀まで続き、ほかの楽器と同様に、音符による記譜法に変更になりました。しかし、異弦同音や押さえ方を迷う所などは、音符にポジションや人差し指を寝かせて押さえるセーハなどは補助的な記述をするようになりました。しかし、この記譜法では、音楽の専門教育を受けた人でなければほとんど読むことができません。やがて、ギターは
クラッシクやフラメンコの枠を超えてフォークやジャズ、ロックなどの音楽を合わせて構造や演奏方法も変化して、演奏人口も爆発的に増大しました。そのため、タブ譜は音符を読めない人々の補助として復活しました。
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