思春期から女性としての体の変化がはじまります。３０代に入ると、女性としての自分の体のことや
将来の妊娠・出産について考える機会が多くなることでしょう。女性の体の一生は、大きく４つの
季節に分けることができます。３０代後半から４０代までの時期が、女性の一生の中でどのような
位置にあるのかを、考えると、女性は次世代を産み育てるため、特有の生殖機能やホルモンを
体に備えています。まず思春期と呼ばれる時期に、その機能が働き始め、女性ホルモンの分泌が
始まります。髪の毛や肌がしっとりとして、女性らしい丸みのある体つきになるのはこのためです。
しばらくして初潮を迎え、月経が始まるわけですが、このころはまだ発育の途中。月経周期や
月経期や月経時の経血量などは不安定なことが多いものです。やがて１０代後半から２０代にかけ、
卵巣や子宮が順調に発育していくと排卵が規則正しく起こり、月経も周期的に。